しじゅうはちがん
阿弥陀仏が因(いん)位(に)の法蔵菩薩の時におこされた四十八種の誓願。
正依(しょうえ)の 『大経』や 『如来(にょらい)会(え)』では四十八願となっているが、『大阿弥陀経』や 『平等覚(びょうどうがく)経(きょう)』では二十四願、また 『荘厳経(しょうごんきょう)』では三十六願となっている。 法然上人は四十八願の根本を第十八願として、この願を王本願と名づけられた。 →本願 (ほんがん)。