みょうらくしょうしんしん
行者が五念門を行じて得る自利利他円満の真実心で、浄土の最勝の真実の徳(妙楽勝真)にかなう菩提心(ぼだいしん)のこと。親鸞聖人はこれを法蔵菩薩によって成就された心と見なし、他力信心の徳をあらわす名とする。(証巻 P.330, 二門 P.548、浄土論 P.40)