操作

トーク

実相身

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2019年12月25日 (水) 12:15時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「{{Inyou2| じっそうしん 実相身  真如実相にかなった自利円満の仏身。これに対して、衆生(物)のために利益を...」)

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

じっそうしん 実相身

 真如実相にかなった自利円満の仏身。これに対して、衆生(物)のために利益をほどこす利他円満の仏身を為物身という。曇鸞は、この実相身為物身によって阿弥陀仏の性格を明らかにしている。それは阿弥陀仏の仏身の全体を指して実相身とし、同時にまた為物身とするもので、阿弥陀仏の正覚は単に仏みずからのためのものではなく、衆生救済のために成就されたものであることを示している。→不如実修行七祖-補註1。(浄土真宗辞典)