むち
思慮分別を離れた無分別智のこと。 (証巻 P.329、論註P.83)
すべての因縁によって生じたものは実体がなく空であるから、対象的に知ることもないという意。 (安楽集 P.200)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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むち 無知
因縁によって生じたあらゆるものは実体がなく空であるから、対象的に知ることもないという意。はからいの心を離れた無分別智のこと。『¬論註』 には
- 「実相は無相なるがゆゑに、 真智は無知なり」 (証巻引文・註 322)
とある。 →智慧 (浄土真宗辞典)