こう
人を集めて経典等を講釈すること。また信徒が集まって教義を相談し、祖師を讃仰する会合をいう。
浄土真宗では宗祖親鸞聖人の御忌日に修する仏事を報恩講といい、覚如上人は『報恩講私記』をつくられた。蓮如上人の頃より、毎月二回信徒が集まって教義相談する宗教集団としての講が普及するようになった。またその講は本願寺への志納金を拠出する経済的性格も持っていたようである。
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。