きみょう
梵語ナマス(namas)の漢訳。南無(なも)と音写する。心から信じうやまう意。浄土真宗では、本願に帰せよとの阿弥陀如来の勅命の意とし、またその勅命に帰順する(信じ順(したが)う)意とする。「おほせにしたがふ」と釈されている。また帰命には礼拝の意味もある。(浄土 P.561)