(むりょうじゅきょううばだいしゃがんしょうげ)
一巻。天親菩薩(5世紀頃)造、菩提流支訳。一般に『浄土論』『往生論』ともいう。二十四行九十六句の偈頌とその意義を論述した長行(散文)からなる。
はじめに天親菩薩自らの願生の意を述べ、次いで三厳二十九種の浄土のうるわしさを讃嘆し、そこに往生する行として五念門行が説かれている。七祖聖教の一。
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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