おうそうえこう
→補註12 (三経 P.625)
阿弥陀仏が本願力によって往相を回向(衆生にふりむけ、与えること)すること。
親鸞聖人は回向の主体を阿弥陀仏とし、衆生が浄土へ往生する因である行信も、往生成仏の証果も、すべて阿弥陀仏が施し与えたものであるとする。
→還相回向(げんそうえこう)、補註12。