本願力

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ほんがんりき

 因位本願にかなって成就された衆生救済のはたらき。→補註12
 曇鸞は『論註』において不虚作住持功徳を解釈する中で、本願力の意義をあきらかにしている。(論註P.86)


 出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社)
 出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社)
 区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。


不虚作住持功徳
観仏本願力 遇無空過者 能令速満足 功徳大宝海。
仏の本願力を観ずるに、遇ひて空しく過ぐるものなし。よくすみやかに功徳の大宝海を満足せしむ。 (論註P.86)

御開山はこの『浄土論』の偈の意を和讃されている。

本願力にあひぬれば
 むなしくすぐるひとぞなき
 功徳の宝海みちみちて
 煩悩の濁水へだてなし (高僧 P.580)

願もつて力を成ず、力もつて願に就く。願徒然ならず、力虚設ならず。力・願あひ符ひて畢竟じて差はざるがゆゑに「成就」といふ。論註 P.131

あなたがこれを見ている事。これが本願力のはたらいている証拠。

ひく足も 称うる口も 拝む手も 
弥陀願力の 不思議なりけり