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業事成弁

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2017年12月13日 (水) 02:40時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

ごうじじょうべん

 業道成弁(ごうどうじょうべん)業成(ごうじょう)ともいう。浄土往生の業因が成就して、必ず浄土に生れ得ることが決定することをいう。 →(行文類 P.161)、(真要鈔P.980安楽集 P.190要集 P.1137)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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『論註』八番問答には、

『経』(観経)に「十念」とのたまへるは、業事成弁を明かすのみ。かならずしも頭数を知ることを須ゐず。「蟪蛄は春秋を識らず」といふがごとし。この虫あに朱陽の節を知らんや。知るものこれをいふのみ。十念業成とは、これまた神に通ず るものこれをいふのみ。ただ念を積み相続して他事を縁ぜざればすなはち罷みぬ。(論註P.99)

とある。