むい-ねはん
生滅変化を超えた常住絶対のさとりの境地。(化巻 P.433)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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無為涅槃 むい-ねはん
有為涅槃に対する語。『涅槃経』には、
- 如来にすなはち二種の涅槃あり。一つには有為、二つには無為なり。有為涅槃は常楽我浄なし、無為涅槃は常楽我浄あり。(化巻 P.408)
と説かれている。また『法事讃』に、
- 極楽は無為涅槃の界なり。(法事讃 P.526)
とある。→涅槃 (浄土真宗辞典)
- →無住処涅槃
参照➡WEB版浄土宗大辞典の「無為涅槃界」の項目