円融
それぞれのものが、その立場を保持しながら完全に一体となって、互いに融(と)けあいさまたげがないこと。
元来は、天台宗・華厳宗の教説であるが、親鸞聖人はあらゆる徳が円(まどか)に満ち具わっているという意に用い、真宗の教法、本願の名号、真実信心を讃える語とする。
少しのさまたげもなく、完全に一つに融けあっていること。 (要集 P.955)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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参照➡WEB版浄土宗大辞典の「三諦円融」の項目