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弥勒付属の一念

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2023年9月7日 (木) 14:57時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

みろくふぞくのいちねん

 弥勒付属の文、すなわち『大経』流通分に「乃至一念」とあるのを指す。仏が弥勒に付属された一声の称名のこと。(行巻 P.189)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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みろくふぞく 弥勒付属

 釈尊が『大経』の説法を終えるにあたり、念仏の一法がいかなる時代においても留めおかれるよう、弥勒に与え託したこと。 →行の一念付属特留此経

名号の付属

 仏、弥勒に語りたまはく、「それかの仏の名号を聞くことを得て、歓喜踊躍して乃至一念せんことあらん。まさに知るべし、この人は大利を得とす。すなはちこれ無上の功徳を具足するなりと。
このゆゑに弥勒、たとひ大火ありて三千大千世界に充満すとも、かならずまさにこれを過ぎて、この経法を聞きて歓喜信楽し、受持読誦して説のごとく修行すべし。