せっしゅふしゃ
『観経』の真身観に説かれている。阿弥陀仏が、念仏の行者を光明(こうみょう)のなかにおさめ救いとって決して捨てないこと。親鸞聖人は、これを阿弥陀仏という名のいわれとする。(観経 P.102)
十方微塵世界の 念仏の衆生をみそなはし 摂取してすてざれば 阿弥陀となづけたてまつる 浄土和讃(82)