びばしゃな
梵語ヴィパシャナー(vipaśyanā)の音写。観(かん)・妙観(みょうかん)・正見(しょうけん)と漢訳する。止(禅定)と並べて止観といわれる。禅定によって得られる静かな心で、対象をありのままに正しく観察(かんざつ)すること。→止観 奢摩他 信巻 P.242