さんじ
正法(しょうぼう)・像法(ぞうぼう)・末法(まっぽう)の三時をいう。
釈尊入滅後、時代が遷(うつ)るにつれて次第に仏教が衰微していく状況を正・像・末の三時代に分けたもの。その年限については諸説あるが、正法五百年(あるいは千年)、像法千年、末法一万年説が一般的である。 → 正法、像法、末法。 (正像 P.600,正信大意 P.1034)