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僧祇物

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

そうぎもつ

 梵語サーンギカ(sāṃghika)の音写、僧祇に「物」を加えた合成語。僧伽物、僧物ともいう。出家教団に属する財物・物資。大別すると四方僧物(しほうそうもつ)(四方のどこから来た比丘でも受用できる教団の共有物。寺塔・田地などの不動産)と、現前僧物(同一の結界内の比丘・比丘尼に施された衣食などの生活資具)の二種僧物がある。また細分して四種僧物とする。 ( 信巻 P.271要集 P.1061)

経文に続いて「現前僧物」とあるから、ここは四方僧物を指す。(観経 P.114、、要集 P.1056)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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参照WEB版浄土宗大辞典の「僧物」の項目