えんりしんじつ
厭離を本として修する真実。聖道門竪出の法は、まず迷いの世界を厭い離れようとする心を起して、次にさとりをねがうのでこのようにいう。(愚禿下 P.520)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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◆ 参照読み込み (transclusion) トーク:欣求真実
『愚禿鈔』に、
【49】
自利真実について、また二種あり。
- 一には厭離真実なり。
- 聖道門 難行道
- 竪出 自力
- 竪出とは難行道の教なり、厭離をもつて本とす、自力の心なるがゆゑなり。
- 二には欣求真実なり。
- 浄土門 易行道
- 横出 他力
- 横出とは易行道の教なり、欣求をもつて本とす、なにをもつてのゆゑに、願力によりて生死を厭捨せしむるがゆゑなりと。
とある。
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