もくげんし
むくろじの実。 (要集 P.967、要集 P.1097)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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無患子とも書く。
『往生要集』念仏証拠門 (要集 P.1097)に『木槵子経』を引いて、釈尊が難国の波瑠璃王の請いに応じ、木槵子の実一〇八個を貫いて作った数珠を身につけ、仏・法・僧の三宝の名を称賛することを教えた。この故事から「患い苦しむことがないように」とむくろじの実(子)を無患子としたのであろうか。
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