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現益

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

げんやく

 現在の世において受ける利益(りやく)。 (選択集 P.1261)

 現在に無生法忍の利益(りやく)を受けること。 (玄義分 P.333)

 現前に受ける利益。 (散善義 P.495)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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御開山は現生の益として十種を挙げ、その結論として正定聚に入る益を挙げておられる。(信巻 P.251) その正定聚を、不退転阿毘跋致阿惟越致の同義とし、なんまんだぶを称える信心の行者を「便同弥勒」「与諸如来等」と讃嘆されておられる。

現生十益
正定聚
不退転
阿毘跋致
阿惟越致
便同弥勒