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出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

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  梵語パリナーマナー(pariņāmanā)の漢訳。回はめぐらすこと。向はさしむけること。自ら修めた[[善根]](ぜんごん)[[功徳]](くどく)を、自らのさとりのためにふりむける菩提(ぼだい)回向、他の人々を救うためにふりむける衆生(しゅじょう)回向、[[空]][[真如]]の理にかなっていく実際回向の三種の回向がある。
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 梵語パリナーマナー(pariņāmanā)の漢訳。回はめぐらすこと。向はさしむけること。
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自ら修めた[[善根]](ぜんごん)[[功徳]](くどく)を、自らのさとりのためにふりむける菩提(ぼだい)回向、他の人々を救うためにふりむける衆生(しゅじょう)回向、[[空]][[真如]]の理にかなっていく実際回向の三種の回向がある。
  
 
#浄土真宗では、[[阿弥陀如来]]が、[[本願力]]をもって、その功徳を[[衆生]]にふり向けられることをいい(本願力回向)、その相に往相回向と還相回向との二種の回向があるとする。→[[往相回向]](おうそうえこう)、[[還相回向]](げんそうえこう)、[[補註12]]。
 
#浄土真宗では、[[阿弥陀如来]]が、[[本願力]]をもって、その功徳を[[衆生]]にふり向けられることをいい(本願力回向)、その相に往相回向と還相回向との二種の回向があるとする。→[[往相回向]](おうそうえこう)、[[還相回向]](げんそうえこう)、[[補註12]]。

2005年10月15日 (土) 21:40時点における版

回向

  →補註12 (教巻 P.135, 行巻 P.141)

 梵語パリナーマナー(pariņāmanā)の漢訳。回はめぐらすこと。向はさしむけること。

自ら修めた善根(ぜんごん)功徳(くどく)を、自らのさとりのためにふりむける菩提(ぼだい)回向、他の人々を救うためにふりむける衆生(しゅじょう)回向、真如の理にかなっていく実際回向の三種の回向がある。

  1. 浄土真宗では、阿弥陀如来が、本願力をもって、その功徳を衆生にふり向けられることをいい(本願力回向)、その相に往相回向と還相回向との二種の回向があるとする。→往相回向(おうそうえこう)、還相回向(げんそうえこう)、補註12
  2. 死者のためにする追善(追善回向)。
  3. 五念門の一。→五念門(ごねんもん)。

~ほつがんしん えこうほつがんしん

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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