「名義相応」の版間の差分
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』
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2020年1月11日 (土) 15:16時点における版
みょうぎ-そうおう
名義相応
阿弥陀仏の名号のいわれに相応すること。『浄土論』には
とあり、『論註』(信巻 P.214) には名義相応することによって衆生の無明が破れ、 一切の志願が満たされるという。 →称名破満。(浄土真宗辞典)
- 論註曰
- 称彼如来名 如彼如来光明智相 如彼名義 欲如実修行相応故。
- 称彼如来名者 謂称無礙光如来名也。
- 『論の註』にいはく、「〈かの如来の名を称し、かの如来の光明智相のごとく、かの名義のごとく、実のごとく修行し相応せんと欲ふがゆゑに〉(浄土論)といへり。