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「十念業成」の版間の差分

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 十念念仏により往生の業因ができあがること。([[信巻末#P--301|信巻 P.301]])
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 十念念仏により往生の[[業因]]ができあがること。([[信巻末#P--301|信巻 P.301]])
  
 
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'''業成'''とは、[[浄土]][[往生]]の[[業因]]が成就して、必ず浄土に生れることが[[決定]]することをいう。<br />
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:『経』(観経)に「十念」とのたまへるは、[[業事成弁]]を明かすのみ。かならずしも[[頭数]]を知ることを須(もち) ゐず。
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:[[十念業成]]とは、これまた神に通ずるものこれをいふのみ。ただ念を積み相続して他事を縁ぜざればすなはち罷(や)みぬ。([[浄土論註 (七祖)#P--98|論註 P.98]])、([[信巻末#P--301|信巻 P.301]])
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と「[[JDS:業成|業成]]」とあり、この業成から「[[平生業成]]」といふ熟語が作られたのであろう。
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:→[[業事成弁]]
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:→[[業因]]
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2024年10月25日 (金) 01:04時点における最新版

じゅうねん-ごうじょう

 十念念仏により往生の業因ができあがること。(信巻 P.301)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

業成とは、浄土往生業因が成就して、必ず浄土に生れることが決定することをいう。
『論註』には、

『経』(観経)に「十念」とのたまへるは、業事成弁を明かすのみ。かならずしも頭数を知ることを須(もち) ゐず。

{ー中略ー}

十念業成とは、これまた神に通ずるものこれをいふのみ。ただ念を積み相続して他事を縁ぜざればすなはち罷(や)みぬ。(論註 P.98)、(信巻 P.301)

と「業成」とあり、この業成から「平生業成」といふ熟語が作られたのであろう。

業事成弁
業因