心行

しんぎょう

Ⅰ　願い。志。(大経 P.13)　

Ⅲ 一心帰命の信心に五念門の行徳が具わっていること。(高僧 P.583)

出典（教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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しんぎょう　心行

Ⅰ　心のはたらきのこと。『論註』には「如に達すればすなはち心行寂滅なり」(証巻引文 329) とある。

Ⅱ　願い、志のこと。『大経』には「つねにこの尊をして、わが心行を知らしめん」(大経 P.13)と説かれている。

Ⅲ　他力回向の信と行のこと。「証巻」には「しかるに煩悩成就の凡夫、生死罪濁の群萌、往相回向の心行を獲れば、即のときに大乗正定聚の数に入るなり」(証巻 P.307)、『高僧和讃』には「

　鸞師ときのべたまはずは

　心行いかでかさとらまし」( 高僧 P.583)

とある。