りた
Ⅰ 他の衆生に功徳利益を施すこと。自利に対する語。
Ⅱ 阿弥陀如来が衆生を救済するはたらきをいう。他力の意。→自利。 (信巻P.211、信巻P.231、信巻P.235, 浄文 P.478)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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◆ 参照読み込み (transclusion) トーク:利他
じりりた 自利利他
自利と利他のこと。
Ⅰ 大乗の菩薩は、自利がそのまま利他となり、利他がそのまま自利となる自利利他円満を理想としている。
Ⅱ 親鸞は、自利を自力の意、利他を他力の意としても用いている。『愚禿鈔』には
- 「おほよそ心について、二種の三心あり。一には自利の三心、二には利他の三信なり」 (註 541)
とある。(浄土真宗辞典)
りた・たり
「行巻」192頁9行以下の本文および脚註参照。ここでの菩薩は法蔵菩薩のこと。入は自利、出は利他にあたる。 (二門 P.548)
参照➡WEB版浄土宗大辞典の「JDS:自利・利他」の項目