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あのくたらさんみゃくさんぼだい

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2024年9月30日 (月) 13:56時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

阿耨多羅三藐三菩提

 梵語アヌッタラ・サンヤク・サンボーディ(anuttara-samyak-saṃbodhi)の音写。阿耨菩提(あのくぼだい)と略され、無上正等正覚(むじょうしょうとうしょうがく)無上正真道(むじょうしょうしんどう)無上正遍知(むじょうしょうへんち)などと漢訳する。この上ない仏のさとり。(小経 P.127)

~しん「阿耨多羅三藐三菩提心」 菩提心に同じ。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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あのくたら-さんみゃくさんぼだい 阿耨多羅三藐三菩提

 梵語アヌッタラ・サムヤック・サンボーディ (anuttara-samyak-saṃbodhi) の音訳。略して阿耨(あのく)菩提(ぼだい)などともいい、無上正等覚・無上正真道・無上正遍知などと意訳する。この上ない仏のさとり、さとりの智慧。『論註』(行巻引文・註 191) では阿耨多羅三藐三菩提を無上正遍道とも意訳している。→菩提。(浄土真宗辞典)

『大阿弥陀経』

仏言。若起更被袈裟西向拝。当日所没処。爲阿弥陀仏作礼。以頭脳著地言。南無阿弥陀三耶三仏檀。
仏の言く、若(なん)じ起ちて更(ま)た袈裟を被(き)て西に向て拝し、まさに日の所没の処に当りて、阿弥陀仏の爲に礼を作し、頭脳を以て地に著け、南無阿弥陀三耶三仏檀と言え。
南無阿弥陀三耶三仏檀の三耶三仏檀は(samyak-saṃbodhi)の音写であり仏の意。南無阿弥陀仏のこと。