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出第五門

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2004年11月10日 (水) 09:24時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

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しゅつだいごもん

 出は利他教化に出ること。第五門とは五功徳門のなか、園林遊戯地門(おんりんゆげじもん)のこと。→五種の功徳(ごしゅのくどく) (信巻 P.243, 証巻 P.313, 三経 P.629)

【左訓】「これはこれ五念門のうちに回向門なり、これは弥陀如来の利他の回向なり」(二種 P.723)

 五念門の果として五功徳門(ごくどくもん)を説く中、その第五門である園林遊戯地門(おんりんゆげじもん)のこと。出は利他教化(りたきょうけ)(衆生を教化し救済する活動)に出ることをいい、自らさとりを得て仏の境地に入る入門に対する。出第五門とは、さとりの世界より迷いの世界に再びたちかえって、自由自在に衆生(しゅじょう)を救済することを楽しみとすること。→五種の功徳(ごしゅのくどく)、五念門 (ごねんもん)。

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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