せっしゅふしゃ
『観経』の真身観に説かれている。阿弥陀仏が、念仏の行者を光明のなかにおさめ救いとって決して捨てないこと。親鸞聖人は、これを阿弥陀仏という名のいわれとする。(観経 P.102,一多 P.679、要集 P.890、要集 P.893)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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十方微塵世界の
念仏の衆生をみそなはし
摂取してすてざれば
阿弥陀となづけたてまつる
浄土和讃(82)
高田派の国宝本『三帖和讃』の左訓摂取してすてざればを参照。