就行立信
しゅぎょう-りっしん
行について信を立てること。称名は浄土往生のための正定業であると深く信じることをいう。「散善義」には「行に就きて信を立つといふは、しかるに行に二種あり。 一には正行、二には雑行なり(就行立信者然行有二種一者正行二者雑行)」(七註463) とあり、善導は往生行を正行・雑行の二行に分け、さらに正行の中、称名こそが阿弥陀仏の本願に順じる正定業であり、それ以外は非本願の行として助業と示している。→正雑二行、正定業 (浄土真宗辞典)
- →就人立信
参照➡WEB版浄土宗大辞典の「就行立信」の項目