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宗乗

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しゅうじょう

しゅうじょう 宗乗

 各宗派において自宗の教えを宗乗といい、他宗派の教えを余乗という。もとは禅宗で用いられた語。宗は教えの趣旨、乗はさとりに至らせる教えのこと。明治維新後、近代的客観的学問が求められるようになると宗学の語が用いられるようになり、浄土真宗では、明治33年 (1900) に仏教大学 (後の龍谷(りゅうこく)大学) が設置されると、講座名として宗乗に代わり宗学の語が採用された。近代的学問形態への脱皮がさらに進むと真宗学と呼ばれるようになり、大正11年 (1922) に龍谷大学が設置されると真宗学が講座名として用いられるようになった。→解行 (浄土真宗辞典)

学階
解信
仰信
参照WEB版浄土宗大辞典の「宗乗・余乗」の項目