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信は願より生ずれば

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

しんはがんよりしょうずれば

 【左訓】「われら衆生の信は弥陀の願より起るなり」(異本)(高僧 P.592)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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聞見
聞思して遅慮することなかれ

(82)
信は願より生ずれば
 念仏成仏自然なり
 自然はすなはち報土なり
 証大涅槃うたがはず (高僧 P.592)

 我々の信心は弥陀の本願から生ずるから、その本願に誓われる如く念仏によって成仏するのは、願力の自然である。また願力を以て成就した無為自然の世界が報土であるから、そこで大涅槃をさとることは疑いない。(『親鸞和讃集』名畑應順校注より)