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塵点久遠劫

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

じんでん-くおんごう

 無限の過去 (浄土 P.566)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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じんでんくおんごう 塵点久遠劫

 無限の過去のこと。塵点とは塵点劫のことで、久遠劫というはかりしれない時間を譬喩で表した語。『浄土和讃』に「塵点久遠劫よりも ひさしき仏とみえたまふ」(浄土 P.566)とあり、『法華経』化城喩品の三千塵点劫の説に基づいて、「国宝本」 左訓には 「一大三千界を墨にして、この墨を筆の先にちとつけて、国一つにちとつけ、国一つにちとつけて、つけつくして、この塵の数をかずへつもりたるを塵点久遠劫といふなり」 とある。→十劫久遠。(浄土真宗辞典)

二種法身
五百塵点劫