しんじゅん
教えを信受し随順すること。「信巻」別序に、
とある。
また、『愚禿鈔』には二河白道の譬喩によって、
- 「仰いで釈迦発遣して、指へて西方に向かへたまふことを蒙る」といふは、順なり。「また弥陀の悲心招喚したまふによる」といふは、信なり。「いま二尊の意に信順して、水火二河を顧みず、念々に遺るることなく、かの願力の道に乗ず」といへり。(愚禿下 P.539)
とあり、阿弥陀仏の直ちに来たれの招喚を信受することを「信」とし、釈尊の西方に向かへとの発遣に順うことを「順」とする。
➡ 82,195,196,209,226,406,473,513,539,1055,1420
- →発遣
- →招喚
- →信知
- →信受
- →正受