しんけ 真仮
Ⅰ 真実と方便(権化方便)のこと。権実と同義に用いる。「真仏土巻」には「真仮を知らざるによりて、如来広大の恩徳を迷失す」(註 373)、『浄土和讃』には「権実真仮をわかずして 自然の浄土をえぞしらぬ」(註 569) 等とある。
Ⅱ 真観と仮観のこと。 (浄土真宗辞典)
▲