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出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』
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2017年3月30日 (木) 15:33時点における版
みょうごう
一般にはすべての仏・菩薩の名前を名号という。浄土教では、とくに阿弥陀仏の名を指していう。浄土真宗では「南無阿弥陀仏」を六字の名号といい、その徳義をあらわした「南無不可思議光仏」を八字の名号、「南無不可思議光如来」を九字の名号、「帰命尽十方無碍光如来」を十字の名号という。→名号画像
曇鸞大師は、帰命尽十方無碍光如来の名号には、衆生の無明を破し、往生成仏の志願を満たす徳があるといい、善導大師は、南無阿弥陀仏には願と行が具足しているからよく往生の行となるといい、法然上人は、名号には阿弥陀仏のもつ無量の徳が具わっているといわれる。そして親鸞聖人は、仏の衆生救済の願いが名号となってあらわれているのであり、摂取して捨てないという本願招喚の勅命であるといわれた。→補註10。
名号
ここでは称名の意。(信巻 P.245)
ここでは信心を得た後の称名のこと。(御文章 P.1126)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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→安心論題/必具名号 を参照のこと。