「六波羅蜜」の版間の差分

2018年2月9日 (金) 21:44時点における版

ろっぱらみつ

　波羅蜜は梵語パーラミター（pāramitā）の音写。度、到彼岸と漢訳する。大乗の菩薩の修めねばならない六種の行業(ぎょうごう)のことで六度ともいう。

①布施。施しをすること。

②持戒(じかい)。戒律を守ること。

③忍辱(にんにく)。たえ忍ぶこと。

④精進(しょうじん)。すすんで努力すること。

⑤禅定(ぜんじょう)。精神を統一し、安定させること。

⑥智慧。真実の智慧（さとり）を得ること。前五波羅蜜の根拠ともなる無分別智。→波羅蜜 (はらみつ)。

出典（教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

→八聖道

WDM:ろくはらみつ

@@ 1行目: / 1行目: @@
 ろっぱらみつ
-　波羅蜜は梵語パーラミター（pāramitā）の音写。度、到彼岸と漢訳する。大乗の菩薩の修めねばならない六種の<ruby><rb>行業</rb><rp>(</rp><rt>ぎょうごう</rt><rp>)</rp></ruby>のことで六度ともいう。
+　[[波羅蜜]]は梵語パーラミター（pāramitā）の音写。度、到彼岸と漢訳する。大乗の菩薩の修めねばならない六種の<kana>行業(ぎょうごう)</kana>のことで六度ともいう。
-:①布施。施しをすること。
+:①[[布施]]。施しをすること。
-:②<ruby><rb>持戒</rb><rp>(</rp><rt>じかい</rt><rp>)</rp></ruby>。戒律を守ること。
+:②<kana>[[持戒]](じかい)</kana>。戒律を守ること。
-:③<ruby><rb>忍辱</rb><rp>(</rp><rt>にんにく</rt><rp>)</rp></ruby>。たえ忍ぶこと。
+:③<kana>[[忍辱]](にんにく)</kana>。たえ忍ぶこと。
-:④<ruby><rb>精進</rb><rp>(</rp><rt>しょうじん</rt><rp>)</rp></ruby>。すすんで努力すること。
+:④<kana>[[精進]](しょうじん)</kana>。すすんで努力すること。
-:⑤<ruby><rb>禅定</rb><rp>(</rp><rt>ぜんじょう</rt><rp>)</rp></ruby>。精神を統一し、安定させること。
+:⑤<kana>[[禅定]](ぜんじょう)</kana>。精神を統一し、安定させること。
-:⑥智慧。真実の智慧（さとり）を得ること。前五波羅蜜の根拠ともなる[[無分別智]]。→[[波羅蜜]] (はらみつ)。
+:⑥[[智慧]]。真実の智慧（さとり）を得ること。前五波羅蜜の根拠ともなる[[無分別智]]。→[[波羅蜜]] (はらみつ)。
 {{Copyright}}

「六波羅蜜」の版間の差分

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ（WikiArc）』

2018年2月9日 (金) 21:44時点における版