「無疑心」の版間の差分
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』
12行目: | 12行目: | ||
}} | }} | ||
とある。<br /> | とある。<br /> | ||
− | この[[無疑心]] | + | この[[無疑心]]とは、疑ふこころなきで、疑いがない心があることではない。[[無疑心]]とは無い状態を示す語である。では、何があるかといえば[[法]]があるのである。[[法]]が[[機]]にあることを[[信心]]([[信楽]])というのであった。 |
2023年4月22日 (土) 04:54時点における版
むぎしん
無疑心とは、
御開山は「本願成就文」で、
と、疑心あることなし(無有疑心)とされておられた。
『一念多念証文』には、「本願成就文」を釈し、
とある。
この無疑心とは、疑ふこころなきで、疑いがない心があることではない。無疑心とは無い状態を示す語である。では、何があるかといえば法があるのである。法が機にあることを信心(信楽)というのであった。