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三信

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

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さんしん

Ⅰ 『大経』第十八願文に、衆生往生(しゅじょうおうじょう)の因として誓った至心(ししん)信楽(しんぎょう)欲生(よくしょう)を三信という。三心ともいう。

Ⅱ 『論註』や『安楽集』であらわされた信心の三相で不淳(ふじゅん)不一(ふいつ)不相続(ふそうぞく)三不信(さんぷさんしん)に対する。。(二門 P.549)

淳心(じゅんしん)。淳厚、淳朴でかざりけのない心。信心の純朴さをあらわす。
一心(いっしん)決定(けつじょう)して疑いのない心。
相続心(そうぞくしん)。自力の思いを(まじ)えず、ただ阿弥陀仏の救いを念ずる信が相続すること。

 【左訓】「本願の信心をいふなり」(異本)(高僧 P.592)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

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