がんもってりきをじょうず、りきもってがんにつく
因位の願が果上の不思議力を成就し、かつ不思議力は願のままにはたらくこと。(真巻 P.361)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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- 荘厳不虚作住持功徳成就
- 所言不虚作住持者 依本法蔵菩薩四十八願 今日阿弥陀如来自在神力。
- いふところの〈不虚作住持〉は、本 法蔵菩薩の四十八願と、今日の阿弥陀如来の自在神力とによりてなり。
- 願以成力 力以就願。願不徒然 力不虚設。
- 願もつて力を成ず、力もつて願に就く。願徒然ならず、力虚設ならず。
- 力願相苻 畢竟不差。故曰成就。
- 力願あひ符うて、畢竟じて差はず。ゆゑに成就といふ。
本願の力用は成就し今現に〔なんまんだぶ〕と届いているのだが、これを受け容れないから衆生の「決定無疑」という信が成就しないのであった。
- →本願力の回向
- →仏願の生起本末
- →回向
- →他力
- →信心
- →聴聞
- →聞見
- →疑蓋無雑