ぜんぽん
- Ⅰ.本は因の意味、勝れた果を得るための因となる善根。→善根(ぜんごん)。
- Ⅱ.阿弥陀仏の名号(みょうごう)のこと。一切の善の根本であるからこのようにいう。この場合は本は根本の意味。
- Ⅲ. 善根に同じ。→善根(ぜんごん)。 (序分義 P.343、安楽集 P.186、往生礼讃 P.675、要集 P.1008、要集 P.1150)
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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「化身土巻」には、
- 善本とは如来の嘉名なり。この嘉名は万善円備せり、一切善法の本なり。ゆゑに善本といふなり。(化巻 P.399)
と、善本は〔なんまんだぶ〕であると定義されておられる。
- →善本徳本
- →六三法門