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浄土門関連文献

出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ(WikiArc)』

2021年10月21日 (木) 15:32時点における林遊 (トーク | 投稿記録)による版

浄土門関連文献

法然聖人関連



  • 竹林鈔 顕意道教 浄土宗西山派(深草流)の顕意道教上人(1238-1304)著とされる。後年蓮如上人が盛んに使われた機法一体平生業成を主張している。
  • 帰命本願抄 向阿証賢 『御文章集成』(17)にあるように蓮師の次女見玉尼は、実質的に開山であった向阿(1265-1345)の清浄華院の弟子であった。
  • 顯正流義鈔 真慧上人 蓮如上人と同時代の真宗高田派十世、真慧上人の著。蓮如上人の教えを極端に解釈する風潮に対する反駁の書であろう。

  • 略論安楽浄土義 伝 曇鸞大師作 御開山は引文されておられないが、仏智疑惑などについて詳しい。
  • 往生拾因 永観禅師 (1033-1111) 法然聖人の専修念仏思想の先駆とされる書。御開山は「信巻末」の五逆追釈でこの書を引文されておられる。御開山が敬慕されたといふ教信沙弥の逸話がある。


  • 淨土法門源流章 凝然 (1240-1321) インド、中国、日本の三国にわたる浄土教の弘通を教義史的に明かす書。
  • 『柴門玄話』 僧叡 石泉派の僧叡 (1762-1826) が、覚師、蓮師の「信前行後説」に対して主張された「法相表裡説」を説く論考。