聞不具足
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もんふぐそく
如来の教法の半ばを聞いているが、全体を聞いていないもの、すなわち如来の教法を如実に聞信していないことをいう。また
出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社
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もんふぐそく 聞不具足
仏の教法の半ばを聞いているが、全体を聞いていないこと。すなわち仏の教法を如実に聞信していないことをいう。また名利のためにのみ経典を読誦することをいう。『涅槃経』(化身土巻引文・註 408) に説かれる。(浄土真宗辞典)
御開山は「小利有上はすなはちこれ八万四千の仮門なり」(行巻 P.189) と聖道門を「八万四千の仮門」とされていた。そして八万四千の法門の余に「誓願一仏乗」の浄土門があることを領解できない聖道門の者に対して『涅槃経』の「聞不具足」の文をを引文し、「余」である浄土門を知らないことを「聞不具足」とされる意もあったのであろう。それはまた本願成就文の、