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「十劫正覚の…」の版間の差分

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 時宗等の影響を受けた十劫秘事(十劫安心)の異義に対する批判。十劫のむかし阿弥陀仏が正覚成就し、衆生の往生を定められたと知ることを信であると主張するのは、自力雑行(ぞうぎょう)をすてて他力をたのむ[[廃立]](はいりゅう)の信心が欠けていると批判されている。 ([[御文一#P--1102|御文章 P.1102]],[[御文二#P--1126| P.1126]],[[御文三#P--1148| P.1148]])
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 時宗等の影響を受けた十劫秘事(十劫安心)の異義に対する批判。十劫のむかし阿弥陀仏が正覚成就し、衆生の往生を定められたと知ることを信であると主張するのは、[[自力]]<kana>[[雑行]](ぞうぎょう)</kana>をすてて[[他力]]を[[たのむ]]<kana>[[廃立]](はいりゅう)</kana>の信心が欠けていると批判されている。 ([[御文一#P--1102|御文章 P.1102]],[[御文二#P--1126| P.1126]],[[御文三#P--1148| P.1148]])
  
 
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じっこう-しょうがく 十劫正覚
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2024年12月3日 (火) 11:52時点における最新版

じっこうしょうがくの…

 時宗等の影響を受けた十劫秘事(十劫安心)の異義に対する批判。十劫のむかし阿弥陀仏が正覚成就し、衆生の往生を定められたと知ることを信であると主張するのは、自力雑行(ぞうぎょう)をすてて他力たのむ廃立(はいりゅう)の信心が欠けていると批判されている。 (御文章 P.1102, P.1126, P.1148)

出典(教学伝道研究センター編『浄土真宗聖典(注釈版)第二版』本願寺出版社
『浄土真宗聖典(注釈版)七祖篇』本願寺出版社

区切り線以下の文章は各投稿者の意見であり本願寺派の見解ではありません。

じっこう-しょうがく 十劫正覚

 十劫正覚 阿弥陀仏が今より十劫の昔にさとりを成就していることをいう。『大経』には

「仏のたまはく、成仏よりこのかた、おほよそ十劫を歴(へ)たまへり」(註 28)

『小経』には

「舎利弗、 阿弥陀仏は、成仏よりこのかたいまに十劫なり」註 124

等と説かれている。→十劫久遠。(浄土真宗辞典)

十劫安心
廃立