「基本用語リンク」の版間の差分
出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ（WikiArc）』
| 1行目: | 1行目: | ||
<font color="red">編集中</font><br /> | <font color="red">編集中</font><br /> | ||
{{Inyou3| | {{Inyou3| | ||
| − | [[浄土真宗]]は、[[阿弥陀如来]]の[[本願力回向]]の[[法]]であるから、その[[本願]]を信じ[[念仏]]を申さば仏に成る、といふ実にシンプルな[[ご法義]]である。ただその[[念仏成仏]] | + | [[浄土真宗]]は、[[阿弥陀如来]]の[[本願力回向]]の[[法]]であるから、その[[本願]]を信じ[[念仏]]を申さば仏に成る、といふ実にシンプルな[[ご法義]]である。ただその[[念仏成仏]]の体系を知らせてもらおうと少しく[[名目]]（教義上の術語）を学ぶことは御恩報謝の営みでもあろう。 |
}} | }} | ||
;七祖の教判 | ;七祖の教判 | ||
| − | [[教相判釈]] | + | [[教相判釈]] 仏教に於ける自宗の位置づけを定めること<br /> |
| − | + | ||
[[七高僧#mk|七高僧の功績]] | [[七高僧#mk|七高僧の功績]] | ||
*[[難易二道]] [[龍樹菩薩]]による[[信方便易行]]の開示 | *[[難易二道]] [[龍樹菩薩]]による[[信方便易行]]の開示 | ||
| 18行目: | 17行目: | ||
;[[御開山]]の教判の特長 | ;[[御開山]]の教判の特長 | ||
:[[トーク:浄土真宗|浄土真宗の特長]] | :[[トーク:浄土真宗|浄土真宗の特長]] | ||
| + | :[[『無量寿経』]] | ||
:[[真・仮・偽]] すべての宗教現象に対する考察 | :[[真・仮・偽]] すべての宗教現象に対する考察 | ||
:[[本願力の回向]] 御開山の教判の根本概念 | :[[本願力の回向]] 御開山の教判の根本概念 | ||
:[[二双四重]] 仏教全体の中での[[浄土真宗]]の法義の位置づけ | :[[二双四重]] 仏教全体の中での[[浄土真宗]]の法義の位置づけ | ||
| − | :[[二種回向]] [[ | + | :[[二種回向]] [[往相回向]]（[[願作仏心]]）と[[還相回向]]（[[度衆生心]]） |
:[[願作仏心]] 往相の仏に作(な)ろうと願う心 | :[[願作仏心]] 往相の仏に作(な)ろうと願う心 | ||
:[[度衆生心]] 還相して衆生を済度する心 | :[[度衆生心]] 還相して衆生を済度する心 | ||
| − | :[[横の大菩提心]] | + | :[[横の大菩提心]] 本願力回向による横超の菩提心 |
:[[三願真仮]] 第十八・十九・二十願の三願に[[真実]]・[[方便]]の別があること | :[[三願真仮]] 第十八・十九・二十願の三願に[[真実]]・[[方便]]の別があること | ||
:[[願海真仮論]] [[生因三願]]に対する考察 | :[[願海真仮論]] [[生因三願]]に対する考察 | ||
| 30行目: | 30行目: | ||
:[[現生正定聚]] 現生に仏になることが正(まさ)しく定まっているともがら(聚)のこと | :[[現生正定聚]] 現生に仏になることが正(まさ)しく定まっているともがら(聚)のこと | ||
:[[五願開示]] 阿弥陀仏の四十八願中から真実五願を開き示した | :[[五願開示]] 阿弥陀仏の四十八願中から真実五願を開き示した | ||
| − | :[[覈求其本釈]] 浄土教の菩薩道は[[五念門]]を説くが、その本は[[法蔵菩薩]]の修した五念門を衆生に[[回向]]するとされた | + | :[[覈求其本釈]] 浄土教の菩薩道は[[五念門]]を説くが、その本は[[法蔵菩薩]]の修した五念門を衆生に[[回向]]するとされた:[[非行非善]] |
| + | :[[門余]] | ||
| + | |||
---- | ---- | ||
;浄土真宗の名目 | ;浄土真宗の名目 | ||
:[[教行証]] [[三法門]] | :[[教行証]] [[三法門]] | ||
:[[教行信証]] [[四法門]] | :[[教行信証]] [[四法門]] | ||
| + | :[[大行]] | ||
| + | :[[大信]] | ||
:[[智慧]] [[大悲]] 仏教は智慧と慈悲の宗教である | :[[智慧]] [[大悲]] 仏教は智慧と慈悲の宗教である | ||
| − | :[[浄土]] [[往生]] | + | :[[浄土]] [[往生]] 往生浄土を真実とする宗 |
:[[無住処涅槃]] | :[[無住処涅槃]] | ||
:[[二種法身]] [[報身]] | :[[二種法身]] [[報身]] | ||
| − | :[[本願招喚の勅命]] | + | :[[本願招喚の勅命]] 六字釈 |
| + | :[[招喚したまふの勅命]] 欲生釈 | ||
:[[他利利他の深義]] | :[[他利利他の深義]] | ||
:[[済度]] | :[[済度]] | ||
| 50行目: | 55行目: | ||
:[[三一問答]] | :[[三一問答]] | ||
:[[仏願の生起本末]] | :[[仏願の生起本末]] | ||
| − | |||
:[[安心門]] [[起行門]] | :[[安心門]] [[起行門]] | ||
:[[凡夫入報]] | :[[凡夫入報]] | ||
| 59行目: | 63行目: | ||
:[[易往而無人]] | :[[易往而無人]] | ||
:[[行信不離]] | :[[行信不離]] | ||
| + | :[[聞即信]] | ||
---- | ---- | ||
| + | :[[大行]] | ||
:[[南無阿弥陀仏]] | :[[南無阿弥陀仏]] | ||
:[[称名破満]] | :[[称名破満]] | ||
| 79行目: | 85行目: | ||
:[[称名報恩]] | :[[称名報恩]] | ||
:[[易往易行]] | :[[易往易行]] | ||
| + | *[[無碍光如来の名を称する]] | ||
---- | ---- | ||
| + | :[[大信]] | ||
:[[信心]] | :[[信心]] | ||
:[[機]] | :[[機]] | ||
| 100行目: | 108行目: | ||
:[[与諸如来等]] | :[[与諸如来等]] | ||
:[[便同弥勒]] | :[[便同弥勒]] | ||
| + | *[[勅命のほかに領解なし]] | ||
| + | *[[他力の信の特色]] | ||
---- | ---- | ||
| + | :[[全分他力]] | ||
| + | :[[三願的証]] | ||
:[[聴聞]] | :[[聴聞]] | ||
:[[機法一体]] | :[[機法一体]] | ||
| + | :[[宿善]] | ||
| + | :[[平生業成]] | ||
| + | :[[信因称報]] | ||
:[[善知識]] | :[[善知識]] | ||
| − | + | ||
| − | + | ||
---- | ---- | ||
:[[一益法門]] | :[[一益法門]] | ||
| 115行目: | 129行目: | ||
:[[十劫安心]] | :[[十劫安心]] | ||
:[[七地沈空の難]] | :[[七地沈空の難]] | ||
| + | |||
---- | ---- | ||
2024年7月17日 (水) 18:49時点における版
編集中
浄土真宗は、阿弥陀如来の本願力回向の法であるから、その本願を信じ念仏を申さば仏に成る、といふ実にシンプルなご法義である。ただその念仏成仏の体系を知らせてもらおうと少しく名目（教義上の術語）を学ぶことは御恩報謝の営みでもあろう。
- 七祖の教判
教相判釈 仏教に於ける自宗の位置づけを定めること
七高僧の功績
- 難易二道 龍樹菩薩による信方便易行の開示
- 一心の華文 天親菩薩の一心の信心を説いた名文
- 覈求其本釈 曇鸞大師は龍樹菩薩の難易二道によって仏力である本願力の利他力を示された
- 聖浄二門判 道綽禅師は曇鸞大師の他力の指示によって仏教を聖道門と浄土門に分判された
- 古今楷定 善導大師は大願強力によって凡夫が報土に往生できる」(凡夫入報)をあかした
- 報化二土 源信僧都は報土と化土をあかした
- 選択本願 法然聖人は『選択本願念仏集』によって仏教上で初めて往生浄土宗を立教開宗された
- 御開山の教判の特長
- 浄土真宗の特長
- 『無量寿経』
- 真・仮・偽 すべての宗教現象に対する考察
- 本願力の回向 御開山の教判の根本概念
- 二双四重 仏教全体の中での浄土真宗の法義の位置づけ
- 二種回向 往相回向（願作仏心）と還相回向（度衆生心）
- 願作仏心 往相の仏に作(な)ろうと願う心
- 度衆生心 還相して衆生を済度する心
- 横の大菩提心 本願力回向による横超の菩提心
- 三願真仮 第十八・十九・二十願の三願に真実・方便の別があること
- 願海真仮論 生因三願に対する考察
- 誓願一仏乗 生きとし生ける者を平等に成仏せしめる絶対唯一の教法
- 現生正定聚 現生に仏になることが正(まさ)しく定まっているともがら(聚)のこと
- 五願開示 阿弥陀仏の四十八願中から真実五願を開き示した
- 覈求其本釈 浄土教の菩薩道は五念門を説くが、その本は法蔵菩薩の修した五念門を衆生に回向するとされた:非行非善
- 門余
- 浄土真宗の名目
- 教行証 三法門
- 教行信証 四法門
- 大行
- 大信
- 智慧 大悲 仏教は智慧と慈悲の宗教である
- 浄土 往生 往生浄土を真実とする宗
- 無住処涅槃
- 二種法身 報身
- 本願招喚の勅命 六字釈
- 招喚したまふの勅命 欲生釈
- 他利利他の深義
- 済度
- 往生門 正覚門
- 五願開示
- 三法門
- 四法門
- 両重因縁
- 六三法門
- 三一問答
- 仏願の生起本末
- 安心門 起行門
- 凡夫入報
- 凡情を遮せず
- 因分可説／果分不可説
- 従果還因
- 従真垂仮
- 易往而無人
- 行信不離
- 聞即信
- 大信
- 信心
- 機
- 仰信
- 信の一念
- 二種深信
- 悪人正機
- 信心正因
- 信心が仏因であることを顕す
- 不退転
- 現生正定聚
- 平生業成
- 一念発起
- 信罪福心
- 三一問答
- 一念多念
- 一念往生
- 指方立相
- 与諸如来等
- 便同弥勒