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※「隠/顕」

浄土真宗は、阿弥陀如来の本願力回向の仏法であるから、その本願を信じ念仏を申さば仏に成る、といふ実にシンプルなご法義である。ただその念仏成仏の体系を知らせてもらおうと少しく名目（教義上の術語）を学ぶことは御恩報謝の営みでもあろう。もちろん知識を獲ることは、愚直に本願の言葉に信順する「信」を得ることではない。
知識は人を賢くさせるのだが、浄土真宗の学びとは自らの愚かさを知る学びであった。「文字のこころ」を学んで愚直に本願を信受することが「浄土真宗」の学文であった。→不可称不可説不可思議

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+※{{SHD|mk01|
-;教判
+[[浄土真宗]]は、[[阿弥陀如来]]の[[本願力回向]]の[[仏法]]であるから、その[[本願]]を信じ[[念仏]]を申さば仏に成る、といふ実にシンプルな[[ご法義]]である。ただその[[念仏成仏]]の体系を知らせてもらおうと少しく[[名目]]（教義上の術語）を学ぶことは御恩報謝の営みでもあろう。もちろん知識を獲ることは、愚直に[[本願]]の言葉に[[信順]]する「信」を得ることではない。<br />
-:[[教相判釈]]　仏教に於ける自宗の位置づけ
+知識は人を賢くさせるのだが、[[浄土真宗]]の学びとは自らの愚かさを知る学びであった。「文字のこころ」を学んで愚直に[[本願]]を[[信受]]することが「[[浄土真宗]]」の学文であった。→[[不可称不可説不可思議]]
-[[七高僧#mk|七高僧の功績]]
+}}
-:[[難易二道]]　[[龍樹菩薩]]による[[信方便の易行]]の提示
+;七祖の教判
-:[[一心の華文]]　[[天親菩薩]]の一心の信心を説いた名文
+[[教相判釈]]　仏教に於ける自宗の位置づけを定めること<br />
-:[[覈求其本釈]]　[[曇鸞大師]]は龍樹菩薩の難易二道によって仏力の本願力の利他力を示された
+:[[七高僧#mk|七高僧の功績]]
-:[[聖浄二門判]]　[[道綽禅師]]は曇鸞大師の他力の指示によって仏教を[[聖道門]]と[[浄土門]]に分判された
+*[[難易二道]]　[[龍樹菩薩]]による[[信方便易行]]の開示
-:[[古今楷定]]　[[善導大師]]は大願強力によって凡夫が報土に往生できる」([[凡夫入報]])をあかした
+*[[一心の華文]]　[[天親菩薩]]の一心の信心を説いた名文
-:[[報化二土]]　[[源信僧都]]は報土と化土をあかした
+*[[覈求其本釈]]　[[曇鸞大師]]は龍樹菩薩の[[難易二道]]によって仏力である[[本願力]]の利他力を示された
-:[[選択本願]]　[[法然聖人]]は『選択本願念仏集』によって仏教上で初めて[[浄土宗]]を立教開宗した
+*[[聖浄二門判]]　[[道綽禅師]]は曇鸞大師の他力の指示によって仏教を[[聖道門]]と[[浄土門]]に分判された
+*[[古今楷定]]　[[善導大師]]は大願強力によって[[凡夫]]が[[報土]]に往生できる」([[凡夫入報]])をあかした
+*[[報化二土]]　[[源信僧都]]は[[報土]]と[[化土]]をあかした
+*[[選択本願]]　[[法然聖人]]は『[[選択本願念仏集]]』によって仏教上で初めて往生[[浄土宗]]を立教開宗された
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 ;[[御開山]]の教判の特長
+:[[トーク:浄土真宗|浄土真宗の特長]]
+:[[無量寿経]]　「教巻」に、大無量寿経	真実の教　浄土真宗とある
 :[[真・仮・偽]]　すべての宗教現象に対する考察
+:[[本願力の回向]]　御開山の教判の根本概念
+:[[他力]]　[[自力]]
 :[[二双四重]]　仏教全体の中での[[浄土真宗]]の法義の位置づけ
-:[[二種回向]]　[[往相]]（[[願作仏心]]）と[[還相]]（[[度衆生心]]）
+:[[二種回向]]　[[往相回向]]（[[願作仏心]]）と[[還相回向]]（[[度衆生心]]）
-:[[願作仏心]]
+:[[願作仏心]]　[[往相]]である仏に作(な)ろうと願う心
-:[[度衆生心]]
+:[[度衆生心]]　[[還相]]して衆生を済度する心
+:[[横の大菩提心]]　本願力回向による横超の菩提心
+:[[三願真仮]]　第十八・十九・二十願の三願に[[真実]]・[[方便]]の別があること
 :[[願海真仮論]]　[[生因三願]]に対する考察
+:[[誓願一仏乗]]　生きとし生ける者を平等に成仏せしめる絶対唯一の教法
+:[[現生正定聚]]　現生に仏になることが正(まさ)しく定まっているともがら(聚)のこと
 :[[五願開示]]　阿弥陀仏の四十八願中から真実五願を開き示した
-:[[覈求其本釈]]　『論註』は、浄土教の菩薩道を説く中で、実は[[法蔵菩薩]]の修した[[五念門]]を衆生に[[回向]]するとされた
+:[[覈求其本釈]]　浄土教の菩薩道は[[五念門]]を説くが、その本は[[法蔵菩薩]]の修した五念門を衆生に[[回向]]すると御開山はみられた
-[[トーク:浄土真宗|浄土真宗の特長]]
+:[[非行非善]]　念仏は、本願によって選択された行であるから行者の側からは非行非善である
+:[[門余]]　[[浄土真宗]]は、[[聖道門]]の[[八万四千の法門]]の外余の特別の法門である
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-:[[浄土]]
+;浄土真宗の名目
-:[[二種法身]]
+:[[教行証]]　[[三法門]]
-:[[法身]]
+:[[教行信証]]　[[四法門]]
-:[[報身]]
+:[[大行]]
-:[[大悲]]
+:[[大信]]
-:[[教行信証]]
+:[[智慧]]　[[大悲]]　仏教は智慧と慈悲の宗教である
-:[[本願招喚の勅命]]
+:[[浄土]]　[[往生]]　往生浄土を真実とする宗
+:[[無住処涅槃]]
+:[[二種法身]]　[[報身]]
+:[[本願招喚の勅命]]　六字釈
+:[[招喚したまふの勅命]]　欲生釈
 :[[他利利他の深義]]
-:[[済度]]
+:[[済度]]　仏教に於ける救済とは仏陀と同じ覚りを得ること
-:[[智慧]]
+:[[往生門]]　[[正覚門]]
-:[[往生門]]
-:[[正覚門]]
 :[[五願開示]]
 :[[三法門]]
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 :[[三一問答]]
 :[[仏願の生起本末]]
-:[[三願的証]]
+:[[安心門]]　[[起行門]]
-:[[安心門]]
 :[[凡夫入報]]
 :[[凡情を遮せず]]
-:[[凡数の摂]]
-:[[因分可説／果分不可説]]
 :[[従果還因]]
-:[[従真垂仮]]
 :[[易往而無人]]
-:[[聴聞]]
+:[[行信不離]]
-:[[機法一体]]
+:[[聞即信]]
-:[[往生]]
-:[[善知識]]
-:[[聴聞]]
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-:[[機]]
+:'''[[大行]]'''
+:[[南無阿弥陀仏]]
+:[[称名破満]]
+:[[六字釈]]
+:[[正定業]]
+:[[行の一念]]
+:[[招喚したまふの勅命]]
+:[[名体不二]]
+:[[垂名示形]]
+:[[名号度生]]
+:[[可聞可称]]
+:[[念仏往生]]
+:[[念仏往生の願]]
+:[[念仏成仏]]
+:[[別時意]]
+:[[摂取不捨]]
+:[[恩]]
+:[[称名報恩]]
+:[[易往易行]]
+*[[無碍光如来の名を称する]]
+----
+:'''[[大信]]'''
 :[[信心]]
+:[[機]]
 :[[仰信]]
+:[[信の一念]]
 :[[二種深信]]
 :[[悪人正機]]
 :[[信心正因]]
+:[[無疑心]]
+:[[願作仏心]]
+:[[決定要期]]
+:[[作得生想]]
+:[[往生の素懐]]
 :[[不退転]]
+:[[現生正定聚]]
 :[[平生業成]]
 :[[一念発起]]
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 :[[与諸如来等]]
 :[[便同弥勒]]
+*[[一念転釈#信心が仏因であることを顕す|信心が仏因であることを顕す]]
+*[[勅命のほかに領解なし]]
+*[[他力の信の特色]]
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-:[[教行証]]
+:[[全分他力]]
-:[[正定業]]
+:[[三願的証]]
-:[[垂名示形]]
+:[[聴聞]]
-:[[招喚したまふの勅命]]
+:[[機法一体]]
-:[[名体不二]]
+:[[宿善]]
-:[[名号度生]]
+:[[平生業成]]
-:[[可聞可称]]
+:[[信因称報]]
-:[[念仏往生]]
+:[[善知識]]
-:[[念仏往生の願]]
+:[[因分可説／果分不可説]]
-:[[念仏成仏]]
-:[[別時意]]
-:[[摂取不捨]]
-:[[恩]]
-:[[称名報恩]]
-:[[易往易行]]
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-:[[三哉]]
-:[[八番問答]]
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 :[[宗名事件]]
 :[[十劫安心]]
+:[[七地沈空の難]]
+----
+[[Category:追記]]<p id="page-top">[[#|▲]]</p>

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出典: 浄土真宗聖典『ウィキアーカイブ（WikiArc）』

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